Lesson6-2 エネルギーを考える

簡単に変えられる持ち物を変えたら、次は電磁波やエネルギー問題に配慮して、家庭で使用する電気の量を減らす工夫をしてみましょう。

 

白熱灯をやめる

白熱灯を消費電力が少ない蛍光灯やLEDに変えてみましょう。毎日使うものですから、熱効率のいい電球を使用することは、長期的に考えると違いを生みます。冷蔵庫などの大きな家電はすぐには変えられないけど、電球なら簡単に変えられますね。

蛍光灯の明るすぎる光が苦手だという方も、今は昔に比べて白熱灯のような色の蛍光灯が多く販売されています。やわらかい蛍光灯の光を試してみて下さい。

 

鍋でごはんを炊く

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電気釜でごはんを炊くことが当たり前で、電気釜が壊れたらごはんを炊けない方が殆どなのではないでしょうか?実はお鍋でごはんを炊くことはとても簡単で、電気釜よりも早く、しかも美味しく炊き上がるのでお勧めです。

鍋を使ったごはんの炊き方

保温力がある土鍋や、密封性に優れるルクルーゼやストウブのような鋳物ホーロー鍋がお勧めですが、蓋つきであればどんなお鍋でも炊くことが出来ます。

炊き方

  1. 米を研ぎ、ざるで水を切る。米を30分以上浸水させる。
  2. 鍋にお米と、米1合150gにつき150gの水を入れます。※浸水前の米と同量の水を入れるのが基本です
  3. 最初は強火で点火。沸騰したら弱火にして15分間待ちます。この間絶対に蓋を取ってはいけません。
  4. 15分経ったら火を止めて、10~15分間蒸らします。普通の鍋を使っている際は蒸らす時にタオルなどで鍋をくるんでおくと保温できます。

お鍋を使うと、蒸らす時間を入れても30分で美味しいごはんが炊き上がります。

 

オーブンで焼く、鍋で蒸す

電子レンジはマイクロ波によって、食品に含まれているビタミンなどの多くの栄養素を破壊してしまうことや、タンパク質の性質が変わってしまうことなどが問題視されています。

食べ物が持つ栄養を口にする為に、電子レンジの使用はやめて、他の方法で温めましょう。鍋で蒸したり、オーブンで焼いたり、電子レンジが無くても困りません。
多くの電気を消費し、電磁波を発する電子レンジを使わないことは省エネ対策にもなり、電気代の節約につながります。

 

掃除はほうきと雑巾で

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掃除機の代わりにほうきを使いましょう。ほうきは1度購入すると長く使用でき、電力も必要ないので経済的です。電気を使用したり、抗菌されたゴミパックから放出される化学物質を心配する必要もありません。

最近はこのようにインテリアにもなるオシャレなほうきもあります。

ほうきで大きなゴミを取り除いた後は、雑巾がけがお勧めです。水を入れたバケツにアロマオイルを1~2滴垂らして拭き掃除をすると、お部屋にふわっとアロマの香りが漂います。市販のお掃除洗剤を買う必要はありません。