Lesson3-7 オーガニック食品の選び方・調味料③

⑥塩

天日湖塩 1kg 360円 5kg 1,351円

人里離れた内モンゴル自治区、吉蘭泰の湖塩です。ヒマラヤの雪解け水が岩塩の地層に吹き出した塩湖の水を、モンゴルの乾燥した風と照り付ける太陽で天日干ししただけの本物の塩です。

成分調整は行わない天然の塩は、苦みがなくほんのりと甘味を感じます。精製や海水汚染の心配がない粗塩です。

こちらはマルカワみそで取扱いがあります。

 

⑦オリーブオイル

アサクラ アサクラオイル 220g 250ml 3,580円

アサクラオイルができるまで

代表の朝倉さんはイタリアのオリーブオイルの美味しさに感激し、有機認証をとっている有機オリーブオイルを輸入し始め、「無農薬、有機栽培の安心な商品」とアピールして販売し始めました。

ところが、生産者の栽培日記を見た時、銅から出来た殺菌剤を使用している事が判明。オーガニック認証で認められた農薬であり、生産者は銅剤は農薬ではないという認識でしたが、日本では完全に化学合成農薬として扱われている物だと分かりました。

完全無農薬の商品だと信じ販売してきた朝倉さんの信念が崩れ去りました。大自然栽培のオリーブ生産者を見つけて、日本に紹介する事を目標としましたが、完全に無農薬・自然栽培をしているオリーブ生産者は見つかりません。ある人から「そんな人はいない、自分でやるしかないね」と言われたことがきっかけとなり、自分でオリーブの大自然栽培を始められました。昔ながらの方法で剪定し、自然の恵みを受けて育った朝倉さんのオリーブは、最高28度までの最新のコールド抽出法で絞られます。

エクストラバージンオリーブオイルの基準

国際オリーブオイル協会の分類によれば、エクストラバージンオイルと認定されるには下記基準を満たしている必要があります。

  • オリーブの実のみを原料とし、
  • 化学溶剤を使用した抽出や高熱処理をせず、
  • 他のオイルを一切含まないオイルで、
  • 協会認定のテイスターによって風味と香りが良好とされ、
  • 酸度0.8%以下のもの

一般に市販されているオリーブオイルの多くは、風味に問題があり酸度が3.3%を超えた食用に出来ないランパンテバージンオリーブオイルを利用しています。そのオイルを脱臭、脱色、脱酸処理をして精製し、酸度を0.3%以下にし、バージンオリーブオイルを1%以下までブレンドすると、オリーブオイルとして販売が出来るのです。

2014年度は天候不順でオリーブにとっては過酷な環境となり、オリーブバエがイタリア中部で大量発生。朝倉さんの農園でもオリーブが熟す前に落ちてしまい、通常の1割程のオイルしか生産が出来なかったといいます。

自然農法を実施する生産者は、高い志のもと、大きなリスクを抱えながら私達に安全で美味しいものを届ける努力をしてくれています。

アサクラ
電話0242-26-3712 FAX 0242-85-6189