Lesson6-4 オーガニックをつくる

楽しい、気持ちいいを大切に、自分が生活で取り入れられる事から始めましょう。心地よい住空間を実現する為に、簡単に自分で作れるオーガニックがあります。

ここでは、生活に取り入れやすいホームメイドのオーガニック製品をいくつかマスターしましょう。手作りしたものには特別な愛着が生まれ、大切にできます。そして既製品よりも安価に手に入ります。

丁寧に毎日を暮らすと、今まで見えなかった世界が広がります。

 

廃油キャンドル

fadb9ee822b814ba17cd35c9c1594228_t

キャンドルの温かく、優しい灯は家の中に流れる時間をゆったりと変えてくれます。就寝する1~2時間前から照明を消してキャンドルに変えると、脳がすみやかに睡眠モードに切り替わり安眠できます。

使用済みの植物性を使って油廃油キャンドルが簡単に作れます。

材料
廃油200ml、凝固剤60g(固めるテンプルなど)、芯(タコ糸など)、容器

手順

  1. 使用ずみの油は熱いうちに漉して大きな不純物を取り除く
  2. 凝固剤を混ぜて容器に入れる※お好みでアロマオイルを数滴垂してもよいでしょう
  3. 表面に薄い膜がはったら、中心に芯を入れる

 

ペットボトル湯たんぽ

耐熱ペットボトルにお湯を注ぎ、フェイスタオルを巻くだけで、湯たんぽの出来上がりです。抱えて寝ればじんわりと温まり、代謝を上げることが出来ます。冬場の寒い時期に、就寝前に布団の中に入れて温めておけば、ぽっかぽかのお布団になります。

このペットボトルで内腿を温めると生理痛が楽になります。股に挟めば子宮を温めることができ、婦人科系の不調改善にも効果的です。妊娠中の方にもお勧めのセルフケアです。

 

アイピロウ

疲労をほぐす最善の方法は温めて緩めることです。水分を多く含む小豆を利用してアイピロウを作りましょう。

小豆を温めると、含まれる水分が天然蒸気となります。蒸気を含んだ熱は毛細血管を開き、深部まで温熱をじっくりと伝えます。目にのせて血行を促進し、眼精疲労を取り除きましょう。

作り方は、綿素材の巾着に小豆を詰めるだけととても簡単です。レンジでチンして温めることですぐにしようすることができます。小豆は空気中の湿気を吸収する性質があり、繰り返し使っても乾燥しないので何度も使えて経済的です。夏場は冷蔵庫に冷やせばひんやり爽快なクールのアイピロウとなり、自然なアイシングができます。 

6dcc151f545ddeeae60fb98436267a37_t

ビワの葉エキス

ビワの葉を焼酎に漬け込んだ自然のビワの葉エキスは、家庭の万能薬です。作り方もとても簡単です。

  1. ビワの葉を良く洗い、乾燥させます。
  2. 葉を2 ~3センチ幅にザク切りにし、焼酎につけます。焼酎900mlに対し葉は60gほどの割合で作ります。
  3. 1か月たったら葉の上下を入れ替え、2、3回行います。

冬場は4か月以上、夏場で2か月以上おくと成分が安定します。外傷、虫さされ、ヤケドなどに対処できます。